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岡沢精 おかざわ くわし

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デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

岡沢精 おかざわ-くわし

1844-1908 明治時代の軍人。
天保(てんぽう)15年7月7日生まれ。戊辰(ぼしん)戦争に従軍後,明治4年陸軍にはいり,西南戦争には別働第一旅団参謀長として出征。24年陸軍次官兼軍務局長。日清(にっしん)戦争では明治天皇の側近に侍し,29年から初代の侍従武官長をつとめた。陸軍大将。明治41年12月12日死去。65歳。長門(ながと)(山口県)出身。

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朝日日本歴史人物事典の解説

岡沢精

没年:明治41.12.12(1908)
生年:弘化1.7.7(1844.8.20)
明治期の陸軍軍人。長州(萩)藩士岡沢甚内の長男として江戸藩邸生まれる。戊辰戦争に参加したのち,明治4(1871)年御親兵の大隊長となる。西南戦争(1877)には中佐,別働第1旅団参謀長として出征。西部監軍部参謀,近衛参謀長などを歴任し,18年少将に進んで歩兵第8旅団長となる。24年陸軍次官兼軍務局長となるが,翌年病気のため休職,復職後は監軍部将校学校監,監軍部参謀長を務めた。日清戦争(1894~95)では大本営軍事内局長兼侍従武官として明治天皇の側近となり,中将に昇進して戦後,男爵を授けられた。天皇の信任が厚く29年初代の侍従武官長に任じられ,12年間その職にあった。37年に大将に進み,日露戦争(1904~05)後,子爵。日清・日露両戦争の戦歴もないのに大将になれたのは長州出身のおかげとも評される。

(戸部良一)

出典|朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版
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