知恵蔵mini 「岩せつなだれ」の解説 岩せつなだれ 雪崩(なだれ)のように高速で土砂が流れ下る現象。地震や噴火により地下の軽石などの層が崩れることにより、その上に堆積した岩石の破片=岩屑(がんせつ)の層が一気に崩れ落ちるもの。一般に土砂が流れ下る速度は時速100キロを超える。日本では、1888年に福島県の磐梯山(現在の裏磐梯)で起こった大規模な岩せつなだれが有名であり、東日本大震災や熊本地震でも発生したとされている。 (2016-7-21) 出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報