岩せつなだれ(読み)がんせつなだれ(その他表記)debris avalanche

知恵蔵mini 「岩せつなだれ」の解説

岩せつなだれ

雪崩(なだれ)のように高速で土砂が流れ下る現象地震噴火により地下軽石などの層が崩れることにより、その上に堆積した岩石破片=岩屑(がんせつ)の層が一気に崩れ落ちるもの。一般に土砂が流れ下る速度は時速100キロを超える。日本では、1888年に福島県磐梯山(現在の裏磐梯)で起こった大規模な岩せつなだれが有名であり、東日本大震災熊本地震でも発生したとされている。

(2016-7-21)

出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む