日本歴史地名大系 「岸和田村」の解説
岸和田村
きしわだむら
和泉平野の海辺、
〔中世〕
岸和田の名称は、和田文書にみえる和泉国の武士岸和田氏ら一族の名字が文献上の初見。延元二年(一三三七)三月日の岸和田治氏軍忠状案によると、治氏は楠木正成に従って同元年五月の兵庫湊川合戦に参加し、六月から八月も後醍醐天皇方として洛中洛外で転戦、九月には和泉で兵を起こした畠山国清を迎撃、
岸和田村
きしわだむら
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報