岸本芳武(読み)キシモト ヨシタケ

新撰 芸能人物事典 明治~平成 「岸本芳武」の解説

岸本 芳武
キシモト ヨシタケ


職業
音楽家

専門
吉備楽

生年月日
万延1年 3月20日

出身地
備前国三門(岡山県)

経歴
父の芳秀に吉備楽を師事。のち上京して雅楽三鼓篳篥、笙などを学んで、吉備楽を大成した。明治11年父とともに青山御所で奉奏、葉山御用邸浜離宮などでも演奏した。著書に「吉備楽歌篳篥笛譜三冊」「吉備楽歌琴笛譜三冊」がある。

没年月日
大正7年 4月18日 (1918年)

家族
父=岸本 芳秀(音楽家・吉備楽の創始者)

出典 日外アソシエーツ「新撰 芸能人物事典 明治~平成」(2010年刊)新撰 芸能人物事典 明治~平成について 情報

20世紀日本人名事典 「岸本芳武」の解説

岸本 芳武
キシモト ヨシタケ

明治・大正期の音楽家



生年
万延1年3月20日(1860年)

没年
大正7(1918)年4月18日

出身地
備前国三門(岡山県)

経歴
父の芳秀に吉備楽を師事。のち上京して雅楽、三鼓、篳篥、笙などを学んで、吉備楽を大成した。明治11年父とともに青山御所で奉奏、葉山御用邸、浜離宮などでも演奏した。著書に「吉備楽歌篳篥笛譜三册」「吉備楽歌琴笛譜三册」がある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「岸本芳武」の解説

岸本芳武 きしもと-よしたけ

1860-1918 明治-大正時代の吉備楽(きびがく)演奏家
万延元年3月20日生まれ。岸本芳秀の子。父から吉備楽をまなび,京都で三鼓,琵琶(びわ),篳篥(ひちりき),笙(しょう)をおさめる。父とともに吉備楽を完成し,普及させた。大正7年4月18日死去。59歳。備前(岡山県)出身

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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