島本理生(読み)シマモトリオ

デジタル大辞泉 「島本理生」の意味・読み・例文・類語

しまもと‐りお【島本理生】

[1983~ ]小説家東京の生まれ。高校在学中の平成13年(2001)「シルエット」で群像新人文学賞の優秀作を受賞し作家デビュー。平成30年(2018)「ファーストラヴ」で直木賞を受賞。

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知恵蔵mini 「島本理生」の解説

島本理生

小説家。1983年、東京都生まれ。高校2年時の2001年、『シルエット』(講談社)で第44回群像新人文学賞の優秀作を受賞し、文壇デビューする。03年に『リトル・バイ・リトル』(講談社)で第25回野間文芸新人賞を受賞。15年、『Red』(中央公論新社)で第21回島清恋愛文学賞を受賞する。17年には『ナラタージュ』(角川書店)が映画化されて話題となる。18年、家族の問題を繊細に描いた『ファーストラヴ』(文藝春秋)で第159回直木賞を受賞した。他の主な著書に『アンダスタンド・メイビー』(中央公論新社)、『夏の裁断』(文藝春秋)などがある。

(2018-7-24)

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デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「島本理生」の解説

島本理生 しまもと-りお

1983- 平成時代の小説家。
昭和58年5月18日生まれ。小学5年から小説を書きはじめる。平成13年「シルエット」で群像新人文学賞。15年高校3年生で「リトル・バイ・リトル」が芥川賞候補となり話題をよび,同書で野間文芸新人賞を受賞。27年「夏の裁断」が芥川賞候補となる。東京都出身。立大中退。著作に「ナラタージュ」「CHICAライフ」など。

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