20世紀日本人名事典 「川上尉平」の解説 川上 尉平カワカミ ジョウヘイ 昭和期の洋画家 生年大正6(1917)年2月16日 没年昭和54(1979)年10月4日 出生地熊本県河内町 経歴昭和16年独立展に「風景」を出品し入選、22年第2回春陽会展で春陽会賞受賞。実在感を追求する剛毅な画風と言われ、山の風景画、家族の人物画、魚、鶏、果物などの静物画が多い。春陽会研究会主任として新人教育にも力を注いだ。47年、里見勝蔵、中村善策らと写実画壇を結成、没年まで出品を続けた。 出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報
デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「川上尉平」の解説 川上尉平 かわかみ-じょうへい 1917-1979 昭和時代の洋画家。大正6年2月26日生まれ。昭和14年上京,絵を独学して16年独立美術協会展に初入選。戦後は春陽会展に出品,28年同会会員となる。フォービスムの影響をうけた風景画,静物画をえがく。昭和54年10月4日死去。62歳。熊本県出身。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例