川俣晃自(読み)カワマタ コウジ

20世紀日本人名事典 「川俣晃自」の解説

川俣 晃自
カワマタ コウジ

昭和期の小説家,劇作家 東京都立大学名誉教授



生年
大正6(1917)年8月16日

没年
平成11(1999)年7月5日

出生地
栃木県足利市

学歴〔年〕
東京帝国大学文学部仏蘭西文学科〔昭和16年〕卒

主な受賞名〔年〕
中央公論新人賞佳作(第2回)〔昭和32年〕「般若心経」,新劇岸田戯曲賞(第12回)〔昭和41年〕「関東平野」,勲三等旭日中綬章〔平成3年〕

経歴
昭和23〜25年鎌倉アカデミア講師、24〜55年東京都立大学人文学部専任講師、助教授教授を歴任し、名誉教授。56年独協大学外国学部教授。この間38年、46年、52年、53年とパリのポール・ロワイヤル古文書館にて資料調査。著書に「美しい国」「シャルロッテ・フォン・エステルハイム」のほか訳書多数。また小説や戯曲も書き、主な作品に「般若心経」「チェブトイキン」「ル・コスタリカ」「関東平野」などがある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「川俣晃自」の解説

川俣晃自 かわまた-こうじ

1917-1999 昭和-平成時代の劇作家,小説家,フランス文学者。
大正6年8月16日生まれ。都立大,独協大教授をつとめる。小説「般若心経」が中央公論新人賞の佳作となり,昭和41年「関東平野」で岸田国士戯曲賞。「チェーホフ―その生涯と作品」などの翻訳もある。平成11年7月5日死去。81歳。栃木県出身。東京帝大卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

367日誕生日大事典 「川俣晃自」の解説

川俣 晃自 (かわまた こうじ)

生年月日:1917年8月16日
昭和時代の小説家;劇作家。東京都立大学教授;独協大学教授
1999年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

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