市井三郎(読み)いちい さぶろう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「市井三郎」の解説

市井三郎 いちい-さぶろう

1922-1989 昭和時代後期の哲学者
大正11年6月18日生まれ。科学哲学を研究。昭和21年「思想科学」にくわわり,鶴見俊輔らと中心メンバーとなる。26年ロンドン大学に留学,ポッパーに師事。36年成蹊大教授。近代を独自の歴史哲学から分析,時代の転換点での「キー-パーソン」の重要性を説いた。平成元年6月28日死去。67歳。大阪出身。阪大卒。著作に「哲学的分析」「歴史進歩とはなにか」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android