20世紀日本人名事典 「市原盛宏」の解説 市原 盛宏イチハラ モリヒロ 明治・大正期の銀行家 朝鮮銀行初代総裁。 生年安政5年4月5日(1858年) 没年大正4(1915)年10月4日 出生地肥後国阿蘇郡宮地村(熊本県) 学歴〔年〕同志社英学校〔明治12年〕卒 学位〔年〕Ph.D.(エール大学) 経歴母校の幹事となり、新島襄の信任を得、米国エール大学へ留学、Ph.D.を取得した。帰国後、同志社政法学校教授、教頭を経て、日本銀行に入る。渋沢栄一に認められ、明治32年第一銀行に転じた。35年渋沢栄一に随行して欧米各地を巡視、帰国後一時横浜市長を務めたが、第一銀行に復帰。39年韓国総支店支配人となり、44年朝鮮銀行設立とともに初代総裁に就任した。 出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報 Sponserd by
デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「市原盛宏」の解説 市原盛宏 いちはら-もりひろ 1858-1915 明治-大正時代の銀行家。安政5年4月5日生まれ。アメリカのエール大に留学し,明治26年母校同志社の教授となる。28年日本銀行にはいり,33年第一銀行にうつる。36年横浜市長に就任。39年第一銀行にもどり,韓国支店総支配人。44年朝鮮銀行初代総裁。大正4年10月2日死去。58歳。肥後(熊本県)出身。本姓は村上。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by