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教頭 きょうとうvice-principal

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

教頭
きょうとう
vice-principal

校長や園長を助け,校務・園務の整理などの職務を行なう教育職員学校教育法は,小学校には特別の事情のないかぎり教頭を置くこと,教頭は校長を助けて校務を整理し,必要に応じて児童の教育を司ること,校長に事故があるときはその職務を代理すること,校長が欠けたときはその職務を行なうこと,などを定めている。この規定は,中学校高等学校,中等教育学校,特別支援学校にも準用される。学校教育法はまた,幼稚園にも特別な事情のないかぎり教頭を置くこと,教頭は園長を助け,園務を整理し,必要に応じて幼児の保育を司ることを定めている。

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朝日新聞掲載「キーワード」の解説

教頭

学校教育法はその役割を「校長を助け、校務を整理し、必要に応じ児童の教育をつかさどる」と定める。教頭の負担軽減などのため07年の法改正で副校長が新設された。教頭と異なり一部校務の決裁権を持ち、東京都のように教頭に代えて副校長だけ置く自治体もある。14年4月時点で、全国の公立小、中学校、高校などの教頭は3万3846人、副校長は3646人。

(2015-05-24 朝日新聞 朝刊 1総合)

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デジタル大辞泉の解説

きょう‐とう〔ケウ‐〕【教頭】

小学校・中学校・高等学校で、校長を補佐し、校務を整理する職制

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百科事典マイペディアの解説

教頭【きょうとう】

教頭は,1957年の〈学校教育法施行規則〉一部改正により,学校教育法に,高等学校に必置,小学校,中学校,特殊学校,幼稚園には特別の事情がない限りおかれる職制として定められた。

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世界大百科事典 第2版の解説

きょうとう【教頭】

学校教育法に定められている職名の一つ。第2次大戦前には〈小学校主席教員〉という名称は使われたが,教頭職が制度上確立したのは,1941年の国民学校令においてである。それによると,教頭は〈訓導ノ中ヨリ之ヲ補ス〉ものとされ,その職務は〈学校長ヲ輔佐シ校務ヲ掌ル〉と規定されていた。戦前はこのように,皇国民錬成の教育をすすめるための上意下達機関のひとつとして教頭は位置づけられていた。戦後,法律上の職としての教頭職は廃止された。

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大辞林 第三版の解説

きょうとう【教頭】

小学校・中学校・高等学校の職制の一。校長を補佐し、校務を処理する。副校長とよぶ場合もある。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

教頭
きょうとう

学校教育法に基づき、小中学校等に置かれる職位(ただし学校種によっては必置ではない)。校長を全校的に補佐する管理職で、校長(および副校長)を助け、校務を整理し、および必要に応じ児童・生徒の教育をつかさどる。また、校長(および副校長)に事故があるときは校長の職務を代理し、校長(および副校長)が欠けたときは校長の職務を行う(学校教育法37条第7、8項。中学校等の規定でも準用される)。明治以降、学校規模の拡大等に伴って(法制化されなかった時期も)校長の補佐役として置かれていた。第二次世界大戦後はその役割と法的地位の確立が重要とされ、1957年(昭和32)に教頭についての規定が新設された。しかし当時は「充(あ)て職」として設置されたにすぎず、独立した職として法律上明確な位置づけを得たのは1974年のことである。教頭の職務権限は、一般に校長補佐権、校務整理権、代理権・代行権に分類される。また学校組織内の調整役として、学校教育活動を活性化するための多面的な活動が期待されている。他方それゆえ、その職務内容にはいまだ曖昧な点が多い。[小柳雅子・浜田博文]

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