布師田村(読み)ぬのしだむら

日本歴史地名大系 「布師田村」の解説

布師田村
ぬのしだむら

[現在地名]高知市布師田

一宮いつく村の南東にある大村。北部は布師田山などの山地で、南に平地が広がる。村のほぼ中央を国分こくぶ(布師田川)が西南流し、土佐街道も通る。土佐郡に属した。「土佐州郡志」には「東西四十四町余南北二十町余、城東駅路、自石淵至中嶋三十五町、其土灰色、古駅路在北山下」とある。村内には条里制の遺構がみられ、早くから開かれた地で、七世紀前半とみられる布師田古墳群がある。また一説に「土佐国風土記」逸文に「土左の郡。郡家の西に去ること四里に土左の高賀茂の大社あり」とみえる土佐郡家のあった地ともいう。式内社の葛木男かつらきお神社・葛木かつらきひめ神社(現在葛木男神社に合祀)もあり、「新撰姓氏録」に「布師臣」は葛城襲津彦命の裔とあることから、祖神を祀る布師氏が住した地であったとされ、地名もそれにちなむという。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

春になって暖かくなりかけた頃、急に寒さが戻って、地面などがまた凍りつく。《 季語・春 》[初出の実例]「七瀬御秡 同晦日也。〈略〉雪汁いてかへる」(出典:俳諧・誹諧初学抄(1641)初春)...

凍返るの用語解説を読む