帝塚山大学(読み)てづかやまだいがく(英語表記)Tezukayama University

大学事典 「帝塚山大学」の解説

帝塚山大学[私立]
てづかやまだいがく
Tezukayama University

1941年(昭和16)創立の財団法人帝塚山学園によって,1964年に設置。当初は教養学部教養学科,入学定員150人の女子単科大学として開学したが,1987年に経済学部を新設して男女共学制に移行。2016年(平成28)5月現在,6学部4研究科から構成されており,帝塚山学園は幼稚園から大学院までを擁する総合学園となっている。合わせて甲子園球場7個分の大きさがある奈良市の東生駒キャンパス・学園前キャンパスに,3332人の学生を収容。ほかにセミナーなどの情報発信をする大阪サテライトキャンパスを有する。高大連携や初年次教育に力を入れ,新入生の大学へのスムーズな移行を図るカリキュラム編成。「教育力が強い」「学生への教育・支援がきめ細かい」「地域と国際社会に開かれた」大学をモットーに,「絆」というキーワードに象徴される建学の精神のもと,「人や社会とのつながりを重視した人間教育」という教育理念の達成をめざす。なお,大阪の私立帝塚山学院大学とは別法人である。
著者: 平野亮

出典 平凡社「大学事典」大学事典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android