帰社(読み)きしゃ

精選版 日本国語大辞典 「帰社」の意味・読み・例文・類語

き‐しゃ【帰社】

〘名〙
出先から会社へ帰ること。
花間鶯(1887‐88)〈末広鉄腸〉中「探報者が帰社(キシャ)しての話」
退社した人が再び同じ会社に戻ること。
女工哀史(1925)〈細井和喜蔵〉三「宅行帰省の方及退社の方は六ヶ月以内に帰社して戴だけば」
神社に戻ること。
※東京年中行事(1911)〈若月紫蘭〉六月暦「吾妻橋から引返して午後八時に帰社(キシャ)すると云ふ一風変った神輿(みこし)渡御(とぎょ)が有った」

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デジタル大辞泉 「帰社」の意味・読み・例文・類語

き‐しゃ【帰社】

[名](スル)出先から自分の会社に帰ること。「営業マン帰社する」

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