常典(読み)じょうてん

精選版 日本国語大辞典 「常典」の意味・読み・例文・類語

じょう‐てんジャウ‥【常典】

  1. 〘 名詞 〙 定まった約束事。常に変わらない規則常例
    1. [初出の実例]「神祇官皆依常典祭之」(出典令義解(718)神祇)
    2. 「犯す者刑に処すること、常典あるべし」(出典:公議所日誌‐一五中・明治二年(1869)五月)
    3. [その他の文献]〔蔡邕‐宗廟迭毀議〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「常典」の読み・字形・画数・意味

【常典】じよう(じやう)てん

不変の常法。漢・〔宗迭毀議〕數世の闕(か)くるを正し、無窮の常典と爲す。禮制の則に稽(かんが)へ、心に合せん。

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