常情(読み)ジョウジョウ

デジタル大辞泉 「常情」の意味・読み・例文・類語

じょう‐じょう〔ジヤウジヤウ〕【常情】

人間として普通の感情
「慎む心になるが―であろう」〈紅葉・二人女房〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「常情」の意味・読み・例文・類語

じょう‐じょうジャウジャウ【常情】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 人間であれば普通にもっている気持。普通の人情
    1. [初出の実例]「雅量納海雄弁興雲明大法常情」(出典:東海一漚集(1375頃)二・建長請象外和尚疏)
    2. 「不忠にもなり、不義にもなる事は、凡人の常情(ジャウジャウ)なれば」(出典:仮名草子智恵鑑(1660)七)
  3. じょうしき(常識)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「常情」の読み・字形・画数・意味

【常情】じようじよう(じやうじやう)

普通の人情。梁・江淹〔雑体三十首の序〕きを貴びきを賤(いや)しむは、人の常なり。耳を重んじ目を輕んずるは、俗の恆なり。

字通「常」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む