日本歴史地名大系 「常隆寺」の解説 常隆寺じようりゆうじ 兵庫県:津名郡北淡町久野々村常隆寺[現在地名]北淡町久野々伊勢の森(いせのもり)頂上近くにある。栗村山と号し、高野山真言宗、本尊は千手観音。淡路西国霊場第三一番札所。寺伝によれば延暦二四年(八〇五)一月二四日桓武天皇の勅願によって建立されたという。古くは廃帝院霊安寺と称し、同四年に藤原種継暗殺事件に関与したとして廃太子となり、淡路への配流の途中憤死した、桓武天皇の同母弟早良親王(崇道天皇)の怨霊を慰めるために建立されたとされる。「日本後紀」によれば、延暦二四年春正月桓武天皇は不予となり、同月一四日早良親王に対して「奉為崇道天皇、建寺於淡路国」とあり、このとき建てられた寺が当寺であるといわれる(「常磐草」など)。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by