幡蓋(読み)ばんがい

精選版 日本国語大辞典 「幡蓋」の意味・読み・例文・類語

ばん‐がい【幡蓋】

  1. 〘 名詞 〙(はた)天蓋(てんがい)幢幡(どうばん)と天蓋。
    1. [初出の実例]「捧持種々幡蓋。行列前後」(出典続日本紀‐天平二年(730)一〇月壬寅)
    2. [その他の文献]〔岑参‐登千福寺多宝塔詩〕

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普及版 字通 「幡蓋」の読み・字形・画数・意味

【幡蓋】はんがい

旗と天蓋。〔南斉書、高帝紀上〕大・泰始以來、相ひ承けて奢侈百姓俗をす。~是に至りて上表す。~民僞雜物を禁ず。金銀を以て箔と爲すことを得ず。~紅色を用(もっ)て、幡蓋衣を爲(つく)ることを得ず。~て十七條なり。

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