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平内正信 へいのうち・まさのぶ

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朝日日本歴史人物事典の解説

平内正信

没年:正保2.7.5(1645.8.26)
生年:天正11(1583)
江戸初期の大工。平内吉政の子。幕府作事方大棟梁に登用され,平内家初代となる。政信とも記し,越前守に任官。流派は四天王寺流。慶長13(1608)年から15年にかけて,父の吉政と共に最初の体系的な木割書である『匠明』を著す。木割とは建築物の各部の比例のことで設計の基準とされた。後半生は関東に活動を移し,鹿島神宮の木造狛犬の元和5(1619)年胎内銘に「紀州根来,平之内正信作之」と記す。寛永9(1632)年造営の増上寺台徳院霊廟に,下棟梁のひとりとして名を残す。同年10月,平内・甲良・鶴の3家は新設された幕府作事方大棟梁職に就任。その後,日光東照宮の寛永度造営にも参加。<参考文献>伊藤要太郎『匠明五巻考』

(谷直樹)

出典|朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版
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