デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「平尾数也」の解説
平尾数也(6代) ひらお-かずや
明和6年生まれ。尾張(おわり)名古屋藩士。山本道伝に茶事をまなび,文化3年(1806)数寄屋頭(すきやがしら)となる。門人に粕谷常斎,中島円弥らがいる。平尾焼とよばれる陶器もつくった。天保(てんぽう)4年8月19日死去。65歳。幼名は吉次郎。名は吉章。通称は兼弥。号は心空庵。
「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...