年中行事の障子(読み)ねんちゅうぎょうじのしょうじ

精選版 日本国語大辞典 「年中行事の障子」の意味・読み・例文・類語

ねんちゅうぎょうじ【年中行事】 の 障子(しょうじ・そうじ)

一年中公事名目両面に書いた衝立(ついたて)障子清涼殿落板敷の上(かみ)の戸に面して立てられる。
権記‐長徳元年(995)九月二二日「即件解文於文刺、出於殿上東戸、跪候年中行事御障子北頭、斜望龍顔」
古今著聞集(1254)七「閑院殿遷幸に、年中行事の障子を書べきよし、宣下せられたりしを」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「年中行事の障子」の意味・読み・例文・類語

ねんちゅうぎょうじ‐の‐そうじ〔ネンチユウギヤウジ‐サウジ〕【年中行事の障子】

宮中の年中行事の名目を両面に書いた衝立ついたて障子。清涼殿弘廂ひろびさしにあった。ねんちゅうぎょうじのしょうじ。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

靡き

1 なびくこと。なびくぐあい。2 指物さしものの一。さおの先端を細く作って風にしなうようにしたもの。...

靡きの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android