精選版 日本国語大辞典 「年歳」の意味・読み・例文・類語 ねん‐さい【年歳】 〘 名詞 〙 ( 中国で、周の代では「年」、夏の代では「歳」の字を用いたという )① とし。年月。年載。[初出の実例]「如レ萍如レ絮往来返、秋去春還積二年歳一」(出典:文華秀麗集(818)中・奉和春閨怨〈朝野鹿取〉)「ソノ nensaiuo(ネンサイヲ) シノガン タメ」(出典:サントスの御作業の内抜書(1951)二)[その他の文献]〔楚辞‐離騒〕② =ねんこく(年穀)〔漢書‐貢禹伝〕③ 年齢。〔周礼‐夏官〕④ 「ねんねんさいさい(年年歳歳)」の略。[初出の実例]「年歳(ネンサイ)似たる花に浮気(うかれ)」(出典:滑稽本・八笑人(1820‐49)五) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
普及版 字通 「年歳」の読み・字形・画数・意味 【年歳】ねんさい 年月。〔楚辞、離騒〕汨(いつ)として余(われ)將(まさ)にばざらんとするが(ごと)し 年の吾(われ)と與(とも)ならざらんことをる字通「年」の項目を見る。 出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報