広域テフラ(読み)こういきテフラ

最新 地学事典 「広域テフラ」の解説

こういきテフラ
広域テフラ

distal tephra ,widespread tephra

巨大噴火産物(噴出総量10km3以上)であって,給源から数百km~数千km以上隔たった地域においても,独立した地層として認められるテフラを指す。広域火山灰ともいい,この用語がしばしば使われるようになったのは,姶良あいらTn火山灰(町田洋ほか,1976)が日本列島に広域に分布することが判明してからである。その後,アカホヤ・Aso-4・洞爺テフラなど第四紀後半の広域テフラが各地から発見されるようになった。これらの広域テフラは,遠く離れた地域間の地層や地形面の対比・編年に重要であり,火山学的にも巨大噴火の機構・経過を知るうえで欠くことができない。現在知られている広域テフラは,大規模なプリニアン噴火による降下テフラ,大規模な火砕流と同時に生成したコイグニンブライトアッシュに大別できる。

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参照項目:日本の広域テフラ分布
参照項目:日本の主要な広域テフラ

出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

岩石学辞典 「広域テフラ」の解説

広域テフラ

distal tephra, wide-spread tephra
大規模な噴火活動が起こった場合に,供給源から数100km~数1 000km以上離れた地域に独立した地層として認められるテフラ.広域火山灰ともいう[地学団体研究会 : 1996].英語のdistalは末梢部の意味

出典 朝倉書店岩石学辞典について 情報

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