日本歴史地名大系 「床鍋村」の解説 床鍋村とこなべむら 高知県：高岡郡窪川町床鍋村[現在地名]窪川町床鍋仁井田（にいだ）川最上流部、中村街道に面した村。北部の久礼（くれ）坂を越せば久礼村（現中土佐町）に至る。「仁井田郷談」（「南路志」所収）によると古くは仁井田庄久礼郷一〇村の一。天正一六年（一五八八）の久礼分地検帳に村名がみえ、小村に床鍋下（とこなべしも）村・入谷（いりたに）村・大（おお）ヌタ谷（たに）村・瓜生野（うりうの）村があり、これに床鍋村曾津川（そうづのかわ）を加えて近世の床鍋村が成立したと考えられる。 床鍋村とこなべむら 富山県：氷見市床鍋村[現在地名]氷見市床鍋東は小久米（おぐめ）村、西は能登国、南は葛葉（くずば）村、北は三尾（みお）村。正保郷帳の高一一二石余、田方三町六反余・畑方三町八反余。寛文一〇年（一六七〇）の村御印の草高一三〇石・免五ツ七歩、小物成は山役六三匁（三箇国高物成帳）。宝暦一四年（一七六四）の書上（三州旧蹟志）によれば産物はそうけ。寛保二年（一七四二）の高免等書上帳（折橋家文書）によれば百姓一八・頭振三。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by
