日本歴史地名大系 「府中宿」の解説
府中宿
ふちゆうしゆく
東海道五三次の江戸から一九番目の宿場。宿村大概帳に「宿内町並南北弐拾八町」、
府中宿
ふちゆうしゆく
- 東京都:府中市
- 府中宿
甲州道中の江戸から四番目の宿。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
東海道五三次の江戸から一九番目の宿場。宿村大概帳に「宿内町並南北弐拾八町」、
甲州道中の江戸から四番目の宿。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
…古代には駿河国府が置かれ,国分寺も建立された。鎌倉時代以降,東海道の宿駅,府中宿として発展し,室町時代中ごろから駿府(すんぷ)の名も用いられるようになった。南北朝時代には今川氏の居館地となって城下町が整備され,一時武田氏の支配下に置かれたが,1607年(慶長12)徳川家康が隠居城として駿府城を築き,16年(元和2)まで大御所政治が行われ,江戸と並ぶ日本政治の中心地となった。…
…大手門と四足門を結ぶ東西の線に平行な街町を縦町とし,それと直角に交差する南北の街町を横町として碁盤目状の町割りをなし,それより東西南に延びる3筋の街町から成り立つ。東海道府中宿にあたる町並みは東の横田見付から伝馬町に至り,呉服町,札の辻,七間町を経て新通川越町の西見付まで28町で,伝馬町に本陣,脇本陣,問屋場があった。城の東・西・北の3面は勤番組が居住する武家屋敷が取り囲み,それぞれ一加番,二加番,三加番が置かれた。…
※「府中宿」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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