デジタル大辞泉
「度する」の意味・読み・例文・類語
ど・する【度する】
[動サ変][文]ど・す[サ変]
1 道理を言い聞かせて理解させる。納得させる。→度し難い
2 仏が悟りの境地に導く。済度する。
「菩薩、道を成じ給はん時に先づ我を―・し給へ」〈今昔・一・六〉
3 官府が出家の許可を与える。官府から僧尼として認める度牒を与える。
「勅あって宮中及び山階寺にして一千の僧を―・す」〈性霊集・一〇〉
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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ど‐・する【度】
- 〘 他動詞 サ行変 〙
[ 文語形 ]ど・す 〘 他動詞 サ行変 〙 - ① 仏語。
- (イ) 仏が衆生をすくう。済度する。菩提心を起こさせる。
- [初出の実例]「人を度するに勝れたる書ぞ」(出典:日本霊異記(810‐824)下)
- (ロ) 官府から度牒という許可証を与えて、僧尼とする。
- [初出の実例]「勑二僧通徳、恵俊一、並還俗、代度各一人」(出典:続日本紀‐文武四年(700)八月乙丑)
- ② 道理を言い聞かせて納得させる。→度しがたい。
- [初出の実例]「かかる我慢をなん聖人も度(ド)すべき縁無しとは宣ひけるとかや」(出典:春迺屋漫筆(1891)〈坪内逍遙〉梓神子)
- ③ 作曲する。また、音色をととのえる。
- [初出の実例]「坐客が或は句を聯ね或は曲を度(ド)する間にあって」(出典:魚玄機(1915)〈森鴎外〉)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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