度し難い(読み)ドシガタイ

デジタル大辞泉 「度し難い」の意味・読み・例文・類語

どし‐がた・い【度し難い】

[形][文]どしがた・し[ク]済度さいどし難い。救いがたい。道理を言い聞かせてもわからせることができない。「縁なき衆生しゅじょうは―・し」「―・いわからずや」
[派生]どしがたさ[名]
[類語]てこずる苦労困る弱る参るきゅうするこうずる苦しむ困り果てる困りきる困りぬく困却する往生おうじょうする難儀する難渋なんじゅうする閉口する困惑する当惑する途方に暮れる手を焼く手に余る持て余す手に負えない手が付けられない手が掛かる世話が焼ける始末に負えない始末が悪い・どうにもならない・如何ともしがたいやりにくいしにくい言いにくい難しい小難しいしち難しい一筋縄では行かないなかなかでもない苦手気が進まないふてぶてしい困難至難手ごわい難問難題難関きつい停頓行き悩む言いよどむ壁にぶつかる壁に突き当たるらちもない膠着こうちゃくにっちもさっちももたつく手間取る行き詰まるいたちごっこ停滞もたもた暗礁に乗り上げる紆余うよ曲折曲折頓挫しち面倒しち面倒臭い煩雑ややこしいもがく面倒やっかい苦慮悪戦苦闘難行苦行難航試行錯誤あがく苦戦難物荊棘けいきょくあぐねるデッドロック阻害不自由ままならぬ不如意一筋縄では行かない立ちはだかる立ち往生足踏み多事多難行き悩むぐずつくもつれる手が込む手詰まりとどこおるとちる四苦八苦暗中模索逆風水をさす

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精選版 日本国語大辞典 「度し難い」の意味・読み・例文・類語

どし‐がた・い【度難】

  1. 〘 形容詞口語形活用 〙
    [ 文語形 ]どしがた・し 〘 形容詞ク活用 〙 済度(さいど)しがたい。救いがたい。また、わからずやでどうしようもない。
    1. [初出の実例]「千万億劫におきて、ほとけの名字をきかす。また、正法をきかす。かくのごときのひとは、度(ト)(〈注〉ワタシ)しかたし」(出典:妙一本仮名書き法華経(鎌倉中)一)
    2. 「この度し難い女に業を煮やした」(出典:田園の憂鬱(1919)〈佐藤春夫〉)

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