日本歴史地名大系 「座間村」の解説 座間村ざまむら 群馬県:勢多郡東村座間村[現在地名]東村座間神戸(ごうど)村の渡良瀬川対岸に位置。座間の名の起りについては、年貢の炭をザマ(背負って物を運ぶ籠)に入れて献納したのでザマという名が起きたとか、昔は蛇間といったとかいわれている。寛文郷帳によると高九三石余(畑方のみ)。江戸後期の御改革組合村高帳によると家数四八。明治一〇年(一八七七)頃の民業は、男は農・桑業四〇戸、農の傍ら炭焼・山稼・漁猟・銃猟を行い、女は農間に養蚕・製糸・縫織に従事。物産は穀類のほか栗・串柿・繭・生糸・炭・材木など。牡馬二・牝馬二三(郡村誌)。字山王(さんのう)に日枝神社がある。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by