庭瀬康二(読み)ニワセ コウジ

20世紀日本人名事典 「庭瀬康二」の解説

庭瀬 康二
ニワセ コウジ

昭和・平成期の医師 庭瀬クリニック院長。



生年
昭和14(1939)年10月22日

没年
平成14(2002)年6月11日

出生地
岡山県

学歴〔年〕
名古屋大学医学部〔昭和40年〕卒

経歴
国立がんセンター、三井記念病院、河北総合病院を経て、昭和54年流山市に診療所を開設、“年中無休”の看板を掲げる。MEU・メデュトピアを目指し、1つの敷地内に総合病院、老人ホーム、学校を併設した理想郷を構築する計画を立てた。歌人寺山修司劇作家唐十郎、小説家の嵐山光三郎、赤瀬川原平ら著名人も多数診察に訪れた。著書に「ガン病棟カルテ」など。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「庭瀬康二」の解説

庭瀬康二 にわせ-こうじ

1939-2002 昭和後期-平成時代の医師。
昭和14年10月22日生まれ。国立がんセンター,三井記念病院勤務などをへて,昭和54年千葉県流山市で診療所を開設。医療,教育,理想郷のそれぞれ英語からとった新語「メデュトピア」をかかげて,ユニークな地域活動を展開した。平成14年6月11日死去。62歳。岡山県出身。名大卒。著作に「ガン病棟のカルテ」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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