コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

康里巙巙 こうりききKāng lǐ Zhī zhī

世界大百科事典 第2版の解説

こうりきき【康里巙巙 Kāng lǐ Zhī zhī】

1295‐1345
中国,元の書家。子山と号した。康里巙ともよばれる。中央アジアのトルコ系遊牧民康里部の出身。父,兄ともに中国風の高い教養を身につけ,文宗の学問所奎章閣に出仕して学士院大学士となり,順宗の時には翰林院承旨となった。能書をもって知られ,趙孟頫(ちようもうふ)に次ぐ評価をうけている。なお,巙には〈のう〉または〈どう〉というよみ方があるので,彼のことを,〈こうりのう〉または〈こうりどう〉とよむ人もある。【外山 軍治】

出典 株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について 情報

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

康里巙巙
こうりきき
Kang-li Kui-kui

[生]元貞1 (1295)
[没]至正5 (1345)
中国,の文人,書家。字は子山,号は正斎,恕叟など。諡は文忠色目人でカンクリ(康里)部の人。ブフム(不忽木)の子。幼少の頃から多くの書籍に通じ,文宗のときに承直郎集賢待制となり,累進して翰林学士承旨にいたった。順宗に最も信任され側近にあって治道を説き続け,学問の発展に努め,また中止されていた科挙の復活に貢献。書をよくし,趙孟頫の影響を受けて代の書法への復古主義をとり,みずから草書をよくし,元代の代表的書家とされる。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

康里巙巙の関連キーワード至正

今日のキーワード

ムガベ大統領

1924年、英植民地の南ローデシア(現ジンバブエ)生まれ。解放闘争に参加し、80年にジンバブエを独立に導いた。同年から首相、87年から大統領として実権を握り続けた。2000年以降は白人農場主の農園を強...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android