日本歴史地名大系 「延岡城跡」の解説
延岡城跡
のべおかじようあと
五ヶ瀬川下流部に開けた沖積平野に孤立する独立丘陵(城山、標高五三メートル)を利用して築造された近世の平山城。高橋元種によって慶長八年(一六〇三)に築城され、延岡藩歴代藩主が居城した。城地は土持氏が領した
〔高橋氏時代〕
天正一五年(一五八七)島津氏を屈服させた豊臣秀吉の九州仕置により、島津氏領であった「県・三城・宮崎」の地は高橋元種に与えられた(「勝部兵右衛門聞書」旧記雑録)。県は
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報