延殷(読み)えんいん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「延殷」の解説

延殷 えんいん

968-1050 平安時代中期の僧。
安和(あんな)元年生まれ。比叡(ひえい)山で慈仁僧正について出家。宋(そう)(中国)にいこうとするが朝廷の命でとどめられ,数年多武峰(とうのみね)にかくれたのち,比叡山にもどる。長暦(ちょうりゃく)2年天台座主(ざす)をめぐる延暦(えんりゃく)寺と園城(おんじょう)寺の争いをきらい,真言宗の醍醐(だいご)寺にうつり仁海(にんがい)に師事。永承3年法橋。永承5年3月5日死去。83歳。但馬(たじま)(兵庫県)出身。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む