式様(読み)しきよう

精選版 日本国語大辞典 「式様」の意味・読み・例文・類語

しき‐よう‥ヤウ【式様】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 一定形式。決まったやり方。
    1. [初出の実例]「若衆処の大衆のある処にては寄帰伝の式(シキ)様の如にすべし」(出典:六物図抄(1508))
    2. 「その式様(〈注〉フウ)に傚(なら)ひ、特に規模を大にして」(出典:西国立志編(1870‐71)〈中村正直訳〉五)
  3. 一定のかたち構造
    1. [初出の実例]「『ゴム』の紐釦(ボタン)を製するは、銕型に温度を加へて、器械にて打出す、〈略〉型の式様は種種あり」(出典:米欧回覧実記(1877)〈久米邦武〉二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「式様」の読み・字形・画数・意味

【式様】しきよう

かた。

字通「式」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android