デジタル大辞泉
「弥勒経」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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弥勒経 (みろくきょう)
Mí lè jīng
未来仏であるマイトレーヤ(弥勒)に関する経典を一括して弥勒経とよび,中国や日本では弥勒六部経あるいは弥勒三部経を数えることが多い。釈迦仏の弟子たる弥勒の兜率天(とそつてん)往生ならびに信者たちの往生を説く《弥勒上生経》以外の5経は,いずれも遠い将来に補処の菩薩たる弥勒がこの世に下生して仏陀となり教化する物語を説く。隋代以後の中国社会で,弥勒教と称した反乱がしばしば起こるが(大乗教徒の乱),これらは《弥勒下生経》に説かれた教徒をよりどころとした。なお,弥勒の初発心を詳細に説いた《聖弥勒発趣経》がチベット大蔵経(カンギュル・テンギュル)の中にのみ伝えられている。
→弥勒信仰
執筆者:礪波 護
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
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弥勒経
みろくきょう
弥勒菩薩について説明した6部の経典の総称。竺法護訳,鳩摩羅什訳,義浄訳の3部の『弥勒下生経』および『弥勒大成仏経』『弥勒来時経』『弥勒上生経』をいう。
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
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