デジタル大辞泉
「強権発動」の意味・読み・例文・類語
きょうけん‐はつどう〔キヤウケン‐〕【強権発動】
強権を実際に行使すること。特に、第二次大戦直後、農家が米の供出を拒んだとき、政府が警察力を使って強制的に供出させたこと。
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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きょうけん‐はつどうキャウケン‥【強権発動】
- 〘 名詞 〙
- ① 国家が警察力などの強制的な権力を実際に発動すること。
- [初出の実例]「東条首相は議会で『自分は日本人の誠忠を信ずるが故に、戒厳令もしかなかった』と言った。議会は追従主義で盛んに『強権発動』を言っている」(出典:暗黒日記(1954)〈清沢洌〉昭和一八年二月五日)
- ② 特に、第二次世界大戦直後、農家が米麦などの供出を拒む場合に食糧緊急措置令によって、刑事事件としての手続きをとることをさした。
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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強権発動
国家が警察力などの強制的な権力を実際に発動すること。
[使用例] 東条首相は議会で「自分は日本人の誠忠を信ずるが故に、戒厳令もしかなかった」と言った。議会は追従主義で盛んに「強権発動」を言っている[清沢洌*暗黒日記|1954]
[使用例] 「通産省にそんな権限があるのか」「強権発動だ」「通産横暴」と、財界筋や経済団体がさわぎ出し[城山三郎*官僚たちの夏|1974]
出典 四字熟語を知る辞典四字熟語を知る辞典について 情報
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