

(章)(しよう)+彡(さん)。
は文身を加える大きな針の形である辛に、墨だまりの膨らみを加えた形。彡はその文彩あることを示す記号。文身の美を文章といい、また
彰(ぶんしよう)という。〔説文〕九上に「
なり」とみえる。〔説文〕は
を
(音)と十とに従うて楽章の意であるとするが、文章は
彰の初文。ともに文身の美をいう。文身は通過儀礼の方法として、広く汎太平洋地域の諸族の間に行われ、中国の古代にもその俗があったと考えられる。
(文)の系列の
(彦)・顏(顔)や、爽・
(せき)・匈(きよう)など、みなその文様を含む字である。
 アラハス・アキラカニス・ホガラカナリ 〔
立〕
 ホガラカ・ノベテ・アラハル・タス・シムルナリ・アキラカ・アラハスコト
・
tjiangは同声。もと繁簡の字。
(著)tiaは声義近く、文章の著明であることをいう。これによって災厄を却けるので、
(障)tjiangもその系列の語である。
▶・彰考▶・彰施▶・彰示▶・彰
▶・彰彰▶・彰旌▶・彰善▶・彰著▶・彰徹▶・彰聞▶・彰炳▶・彰明▶・彰揚▶・彰露▶出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
[名](スル)二つ以上のものが並び立つこと。「立候補者が―する」「―政権」[類語]両立・併存・同居・共存・並立・鼎立ていりつ...