デジタル大辞泉 「御入り候ふ」の意味・読み・例文・類語 おん‐いり‐そうろ・う〔‐さうらふ〕【御入り候ふ】 [連語]1 「ある」「居る」「行く」「来る」の尊敬語。いらっしゃる。おいでになる。「照日の前と申す御方…御里に―・ふ」〈謡・花筐〉2 「ある」の丁寧語。あります。ございます。「申し上げたき儀の―・ふ」〈浮・一代男・四〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「御入り候ふ」の意味・読み・例文・類語 おん‐いり‐そうろう‥さうら・ふ【御入候】 〘 連語 〙① 「ある」「いる」「行く」「来る」の尊敬語。いらっしゃる。おいでになる。[初出の実例]「誰誰も近く御いり候ふか。御名残こそ惜しく候へ」(出典:曾我物語(南北朝頃)一)② 「ある」の丁寧語。あります。ございます。[初出の実例]「さるかた卒度(そっと)御目に懸りて申上度義の御入候」(出典:浮世草子・好色一代男(1682)四) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例