御山古墳(読み)おやまこふん

日本歴史地名大系 「御山古墳」の解説

御山古墳
おやまこふん

[現在地名]色麻町四釜 町

四釜しかま町並に近いはな川の北岸にある老杉に覆われた大きな塚である。墳丘は、直径五〇メートル、高さ六メートルの大きな円墳で、この地方では比較的大きい古墳である。古墳の頂部は平坦で、式内社伊達いたて神社の境内となっており、社殿社務所が建てられている。北側の墳丘斜面の途中に平坦面があり、二段の段築があるようにみえる。


山古墳
ごびようやまこふん

[現在地名]堺市百舌鳥本町一丁

大仙だいせん古墳の南東にあり、百舌鳥もず古墳群の中央部に位置する。主軸を西北西に置く前方後円墳。全長一八六メートル、後円部径九五メートル、前方部幅一一九メートルで南側くびれ部に造出しがある。墳丘基底部・後円墳丘上に円筒埴輪、造出し部に家形をはじめとする形象埴輪遺存する。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

デジタル貿易

国境を越えて、データや情報の移転を伴う商取引の総称。ECサイトやコンテンツ配信サービスの利用、国外にある宿泊施設の予約など、インターネットを基盤とし、電子的または物理的に提供される製品・サービス全般を...

デジタル貿易の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android