色麻町(読み)しかまちよう

日本歴史地名大系 「色麻町」の解説

色麻町
しかまちよう

面積:一一〇・三二平方キロ

加美郡東部に位置し、西は船形ふながた(一五〇〇・二メートル)で山形県尾花沢おばなざわ市と接し、西に高く東に低い地形は、加美丘陵(色麻開析台地)大原おおはら洪積台地はな(旧名荒川)沖積扇状地をつくって東に広がり、県北の穀倉地帯大崎おおさき平野に続く。町域は東西に長く、南北に狭い篦状の形をつくる。南は黒川郡大和たいわ町・大衡おおひら村、東は志田郡三本木さんぼんぎ町、北東は中新田なかにいだ町、北西は小野田おのだ町に接する。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「色麻町」の意味・わかりやすい解説

色麻〔町〕
しかま

宮城県中西部,船形山北東麓の町。 1978年町制。鳴瀬川の支流保野 (ほの) 川,花川の流域を占め,東部は平地水田が多い。南東部に王城寺原扇状地が広がり,色麻柵跡,大小三百余の古墳群があるほか,多賀城の瓦を焼いた史跡日の出山瓦窯跡がある。南西部の船形山山麓の一帯船形連峰県立自然公園に属する。面積 109.28km2人口 6698(2020)。

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