御所桜(読み)ゴショザクラ

デジタル大辞泉 「御所桜」の意味・読み・例文・類語

ごしょ‐ざくら【御所桜】

サクラの一品種。八重の大形の花が五輪ずつ群がって咲く。

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精選版 日本国語大辞典 「御所桜」の意味・読み・例文・類語

ごしょ‐ざくら【御所桜・五所桜】

  1. [ 1 ] 〘 名詞 〙 サトザクラ栽培品種。花は内部が白く、外部淡紅色大輪で径約六センチメートル。花弁は一五枚ぐらい。花は長い柄があり一か所から二~五個が繖状にかたまって出る。
    1. [初出の実例]「我きた山の御所ざくら、春のながめと、さくらかげさいたさくらになぜこまつなぐ」(出典:浄瑠璃・雪女五枚羽子板(1708)下)
  2. [ 2 ] 浄瑠璃御所桜堀川夜討」の略称

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歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典 「御所桜」の解説

御所桜
(通称)
ごしょざくら

歌舞伎・浄瑠璃の外題
元の外題
四季御所桜 など
初演
元禄8.11(江戸市村座)

出典 日外アソシエーツ「歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典」歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典について 情報

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