精選版 日本国語大辞典 「御目覚」の意味・読み・例文・類語 お‐めざ【御目覚】 〘 名詞 〙 ( 「おめざめ(御目覚)」の略。幼児語 )① 目をさますこと。目ざめ。[初出の実例]「おめざになったらききませう」(出典:童謡・あかちゃんのお耳(1947)〈都築益世〉)② 子供が眠りからさめた時に与える菓子の類。おめざめ。おめざまし。[初出の実例]「朝(あった)、起き起きしたら、お目覚(めザ)にお薩をやらうよ」(出典:滑稽本・浮世風呂(1809‐13)二) お‐めざめ【御目覚】 〘 名詞 〙 ( 「お」は接頭語 )① 目がさめることを、その動作主を敬っていう語。[初出の実例]「歯磨を午睡のお目寤(メザメ)にもつかひ」(出典:滑稽本・浮世床(1813‐23)二)② =おめざ(御目覚)②[初出の実例]「お目覚(めざめ)と名付て毎朝戴く菓子」(出典:姉と弟(1892)〈嵯峨之屋御室〉二) お‐めざまし【御目覚】 〘 名詞 〙 ( 「お」は接頭語 ) 目をさました幼児に与える菓子。おめざ。[初出の実例]「あさはとうふ、ひるはおめさましおちゃぐゎし、くれがたはともしあぶら」(出典:黄表紙・這奇的見勢物語(1801)) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例 Sponserd by