御講書始(読み)ごこうしょはじめ

精選版 日本国語大辞典 「御講書始」の意味・読み・例文・類語

ごこうしょ‐はじめ ゴカウショ‥【御講書始】

〘名〙 宮中の新年行事の一つ。天皇皇后、各皇族が出席し、その年初めての講義を聞くもの。講義は国書経書記紀万葉古今などであったが、近代にはいり国書、漢書洋書の三分野について行なわれ、学者進講を受ける。講書始
親長卿記‐文明一二年(1480)一〇月二一日「今日日本紀御談義并御講書始也」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「御講書始」の意味・読み・例文・類語

ごこうしょ‐はじめ〔ゴカウシヨ‐〕【御講書始】

講書始

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

黄砂

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android