御講書始(読み)ゴコウショハジメ

精選版 日本国語大辞典 「御講書始」の意味・読み・例文・類語

ごこうしょ‐はじめゴカウショ‥【御講書始】

  1. 〘 名詞 〙 宮中の新年行事の一つ。天皇皇后、各皇族が出席し、その年初めての講義を聞くもの。講義は国書経書記紀万葉古今などであったが、近代にはいり国書、漢書洋書の三分野について行なわれ、学者進講を受ける。講書始。
    1. [初出の実例]「今日日本紀御談義并御講書始也」(出典:親長卿記‐文明一二年(1480)一〇月二一日)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android