講書始(読み)コウショハジメ

デジタル大辞泉 「講書始」の意味・読み・例文・類語

こうしょ‐はじめ〔カウシヨ‐〕【講書始】

宮中新年行事の一。天皇皇后が、国書漢書洋書の3分野について学者講義を聞くもの。現在では皇太子以下の皇族首相最高裁判所長官らも出席し、人文科学・社会科学自然科学の中から3科目が選ばれて講義が行われる。御講書始 新年》

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関連語 名詞

精選版 日本国語大辞典 「講書始」の意味・読み・例文・類語

こうしょ‐はじめカウショ‥【講書始】

  1. 〘 名詞 〙ごこうしょはじめ(御講書始)季語・新年 》

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百科事典マイペディア 「講書始」の意味・わかりやすい解説

講書始【こうしょはじめ】

御講書始とも。毎年年頭に宮中で天皇,皇后が専門の学者から進講を受ける儀式。1869年講釈始の名で始められ,1872年から現名となる。初め国書,漢書,洋書の3部門に分けられたが,1953年から自然科学,人文科学,社会科学の3部門となった。

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