応急危険度判定士(読み)オウキュウキケンドハンテイシ

デジタル大辞泉 「応急危険度判定士」の意味・読み・例文・類語

おうきゅう‐きけんどはんていし〔オウキフ‐〕【応急危険度判定士】

大規模な地震などが発生した際に、二次的災害を防止するために、被害を受けた建築物を調査し、倒壊危険性や、外壁窓ガラスなどの落下、付属設備転倒などの危険性を判定する専門家所定講習を受け、都道府県に登録した民間建築士ボランティアとして従事する。→被災宅地危険度判定士

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共同通信ニュース用語解説 「応急危険度判定士」の解説

応急危険度判定士

建築士などの資格を持つ専門家が、地震で被災した建物余震で倒壊する危険がないかなどをボランティアで判定する。地震直後、被災した自宅にいていいか、避難所などへ避難したほうがいいのかを調べるのが目的で、危険な順に、「危険」(赤)、「要注意」(黄)、「調査済」(緑)のステッカー玄関などに掲示して注意喚起する。建物の被災を証明する「罹災りさい証明」とは異なる。

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