コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

思春期とホルモン分泌 ししゅんきとほるもんぶんぴつ

1件 の用語解説(思春期とホルモン分泌の意味・用語解説を検索)

家庭医学館の解説

ししゅんきとほるもんぶんぴつ【思春期とホルモン分泌】

 性腺刺激(せいせんしげき)ホルモンには、黄体化(おうたいか)ホルモンと卵胞刺激(らんぽうしげき)ホルモンの2種類があります。これらは男女共通です。
 性腺刺激ホルモンの分泌は小児期には低く抑えられていますが、思春期が近づくとその分泌が夜間から増加しはじめ、徐々に昼間でも増加するようになります。この変化がどういうしくみでおこるのかは、まだわかっていません。
 男子では、性腺刺激ホルモンは精巣(せいそう)を発育させ、さらに男性ホルモンテストステロン)の分泌を促進します。
 女子では、性腺刺激ホルモンは卵巣(らんそう)からの女性ホルモンエストラジオール)の分泌を促進します。
 これらの性ホルモンの増加によって男女それぞれ二次性徴(にじせいちょう)が出現し、完成します(ただし、女子の二次性徴の多くは女性ホルモンの作用で説明がつきますが、陰毛(いんもう)と腋毛(えきもう)は、副腎(ふくじん)から分泌されるアンドロゲンによると考えられています)。
 一方、成長ホルモンの分泌も、性ホルモン(おそらく女性ホルモン)によって増加します。思春期にはたくさんの成長ホルモンが分泌されるようになり、成長ホルモンはインスリン様成長因子I(IGF‐I)を増加させ、性ホルモンの骨への直接のはたらきとともに、思春期の成長スパートを支えます。
 このように、思春期の身体的変化に主導的役割をはたしているのがホルモンのネットワークです。

出典|小学館
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。この事典によって自己判断、自己治療をすることはお止めください。あくまで症状と病気の関係についてのおおよその知識を得るためのものとお考えください。

思春期とホルモン分泌の関連キーワード甲状腺刺激ホルモン性腺刺激ホルモン黄体刺激ホルモン生殖腺刺激ホルモン泌乳刺激ホルモン下垂体性腺刺激ホルモンじゅう(絨)毛性性腺刺激ホルモン性腺刺激ホルモン放出ホルモン胎盤性性腺刺激ホルモンヒトじゅう(絨)毛性性腺刺激ホルモン

今日のキーワード

トランスアジア航空

台湾・台北市に本拠を置く航空会社。中国語名は復興航空。1951年、台湾初の民間航空会社として設立。83年に台湾の国産実業グループに経営移管され、組織改編を実施した。92年に国際チャーター便の運航を始め...

続きを読む

コトバンク for iPhone