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思春期とホルモン分泌 ししゅんきとほるもんぶんぴつ

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家庭医学館の解説

ししゅんきとほるもんぶんぴつ【思春期とホルモン分泌】

 性腺刺激(せいせんしげき)ホルモンには、黄体化(おうたいか)ホルモンと卵胞刺激(らんぽうしげき)ホルモンの2種類があります。これらは男女共通です。
 性腺刺激ホルモンの分泌は小児期には低く抑えられていますが、思春期が近づくとその分泌が夜間から増加しはじめ、徐々に昼間でも増加するようになります。この変化がどういうしくみでおこるのかは、まだわかっていません。
 男子では、性腺刺激ホルモンは精巣(せいそう)を発育させ、さらに男性ホルモンテストステロン)の分泌を促進します。
 女子では、性腺刺激ホルモンは卵巣(らんそう)からの女性ホルモンエストラジオール)の分泌を促進します。
 これらの性ホルモンの増加によって男女それぞれ二次性徴(にじせいちょう)が出現し、完成します(ただし、女子の二次性徴の多くは女性ホルモンの作用で説明がつきますが、陰毛(いんもう)と腋毛(えきもう)は、副腎(ふくじん)から分泌されるアンドロゲンによると考えられています)。
 一方、成長ホルモンの分泌も、性ホルモン(おそらく女性ホルモン)によって増加します。思春期にはたくさんの成長ホルモンが分泌されるようになり、成長ホルモンはインスリン様成長因子I(IGF‐I)を増加させ、性ホルモンの骨への直接のはたらきとともに、思春期の成長スパートを支えます。
 このように、思春期の身体的変化に主導的役割をはたしているのがホルモンのネットワークです。

出典|小学館
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