性善(読み)ショウゼン

精選版 日本国語大辞典 「性善」の意味・読み・例文・類語

せい‐ぜん【性善】

  1. 〘 名詞 〙 人の本性はもともと善であるということ。⇔性悪
    1. [初出の実例]「而要其帰只是道性善而称堯舜也而已矣」(出典:旱霖集(1422)一・瞽殺人論)
    2. [その他の文献]〔孟子‐滕文公・上〕

しょう‐ぜんシャウ‥【性善】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「しょう」は「性」の呉音 ) =せいぜん(性善)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「性善」の読み・字形・画数・意味

【性善】せいぜん

人の本性を善とする説。

字通「性」の項目を見る

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