精選版 日本国語大辞典「性悪」の解説
しょう‐わる シャウ‥【性悪】
〘名〙 (形動)
※評判記・色道大鏡(1678)五「性(シャウ)わるの持病には、かかる事をきくもうるさく」
② 好色であること。浮気であること。また、そのさまやその人。
※浮世草子・好色一代女(1686)三「其聟目なんともならぬ性悪(シャウワル)、すゑずゑの女迄只をかねば」
せい‐あく【性悪】
※壒嚢抄(1445‐46)七「されば孟子は性善を立て、荀子は性悪を立。楊子此両義を和して、人の性は善悪混」
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