悔いる(読み)クイル

デジタル大辞泉 「悔いる」の意味・読み・例文・類語

く・いる【悔いる】

[動ア上一][文]く・ゆ[ヤ上二]自分のした行為について、まちがいや悪い点があったことに気づき、残念に思ったり反省したりする。後悔する。「前非を―・いる」
悔やむ[用法]
[類語]後悔悔やむ悔悟悔恨悔い懲りる思い残す悔い改める痛恨懺悔

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「悔いる」の意味・読み・例文・類語

く・いる【悔】

  1. 〘 自動詞 ア行上一(ヤ上一) 〙
    [ 文語形 ]く・ゆ 〘 自動詞 ヤ行上二段活用 〙 自分のやったことを、あとになって良くなかった、ああすればよかったなどと、くやしく思ったり反省したりする。後悔する。くやしく思う。
    1. [初出の実例]「若し虞(おほえ)ぬこと有らば其れ悔(クユ)とも及び難からむ者」(出典日本書紀(720)天智元年一二月(北野本訓))
    2. 「己の丹誠の足らざりしをくゆる人もあるなり」(出典:尋常小学読本(1887)〈文部省〉四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android