
(すい)の声がある。卒は卒衣。死者の襟もとを結んで、霊の脱出を守る意。死に近い状態を憔悴という。〔説文〕十下に「憂ふるなり」とあり、困悴・愁悴のように用いる。
dziu
tは同声。卒・
tziu
tも声義が近い。死卒に近い状態で苦しむことを悴という。
▶・悴薄▶・悴民▶・悴容▶・悴劣▶
悴出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...