惨毒(読み)サンドク

デジタル大辞泉 「惨毒」の意味・読み・例文・類語

さん‐どく【惨毒】

[名・形動]
むごたらしく傷つけること。むごたらしく苦しめること。また、そのさま。
地震災害の尤―なる者なり」〈津田真道明六雑誌一七〉
むごたらしい害毒。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

普及版 字通 「惨毒」の読み・字形・画数・意味

【惨毒】さんどく

惨害を加える。〔漢書方進伝〕居る皆殘(たつと)び、苛慘毒、以て威を立て、纖介(せんかい)(極少)の(人を)愛利するの風(な)し。

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