六訂版 家庭医学大全科 「感染性外陰皮膚炎」の解説
感染性外陰皮膚炎(非特異性)(外陰毛嚢炎など)
かんせんせいがいいんひふえん(ひとくいせい)(がいいんもうのうえんなど)
Vulvovaginal infections (nonspecific) (Vulvar folliculitis, etc.)
(女性の病気と妊娠・出産)
どんな病気か
さまざまな細菌感染(ブドウ球菌、
毛嚢炎は、外陰部の毛穴から毛根周辺を中心に炎症を起こし、毛穴を中心に赤く小さくはれ上がり(径2~3㎜程度)、尖端部にうみがみられることもあります。
癤は、毛嚢炎が数個
原因は何か
毛嚢炎はブドウ球菌などの化膿菌が毛穴に侵入して発症します。湿疹のあとにできることが多く、帯下や汗による湿潤も誘因になります。
症状の現れ方
毛嚢炎では、大陰唇や
治療の方法
抗生剤が主体になります。内服薬のほか、局所には抗生剤含有軟膏(ゲンタシン軟膏など)を用います。
織田 克利
感染性外陰皮膚炎(特異性)
かんせんせいがいいんひふえん(とくいせい)
Vulvovaginal infections (specific)
(女性の病気と妊娠・出産)
出典 法研「六訂版 家庭医学大全科」六訂版 家庭医学大全科について 情報